【ポケカ初心者】大会に参加してみた。
こんにちは。ひととき(@sera_8810)です。
いきなりですが、標題にあるとおりポケモンカードゲームの大会に出場してきました。
偉そうに人にアドバイスできる立場ではありませんが、参加するに当たって必要なものや手軽に知っておきたいなどを初心者の目線で書き記したいと思います。
私自身、遊戯王を長くプレイしていたことや、マジックの競技プレイに関心があったので競技プレイにより近い形で遊ぶことはカジュアルでも馴染みがあったためそこまで困りませんでしたが・・・。
・そもそも「大会」とは
TCGの大会にはいくつか種類があることはご存知でしょうか。
①店舗開催のジムバトル
②公式主催のCS(チャンピオンシップ)・リーグ戦
③個人主催の公認自主イベント
等々。
私が今回参加してきたのは①の店舗主催の大会。
②のチャンピオンシップ(以下CSは出場資格を伴わなければそもそも抽選にすら応募できません。リーグ戦ではCSに参加する資格の一つ、CSP(大会で結果を残すと付与されるポイント)を上位入賞すると獲得できるわけです。
なので、私が今回参加した大会はかなりカジュアルな大会です。
・初心者のあなたにはカジュアルな大会を!
おおざっぱな見方をすれば、一概に初心者といっても
①他のTCGの経験値がある人間
②過去にポケカで遊んでいたことのある人
③ポケモンのゲームやアニメが好きでそこからカードを始めた人
といったように分類できると思います。
①、②のような方たちはある程度抵抗もなくジムバトルに出場できると思いますが、
③のような方には「はじめてバトル」をお勧めします。
私は行ったことはないのですが、風の噂では開催店舗にはそれなりのティーチングができる人間が所属しているようです。
ジムバトルに今回参加して思ったのですが、カードゲームのプレイにそもそも不慣れな方がいきなりデッキを持ち込んで対戦開始!というのは一考の余地があります。
ジムバトルは扱いこそはカジュアルな大会であると書きましたが・・・
・1試合の制限時間25分
・プレイへの理解度
・勝敗のつけ方などのルール
文面で見てしまえば、「ルールブックも読んだし、デッキは自分で組んだ。自分は大丈夫だろう。」とお考えになるかと思います。
それは大誤算です。
・その前に・・・
そもそも大会には何を持っていけばよいのか、己の魂ともいえるデッキはもちろんですが・・・。
[必須]
①デッキ
②ダメカン・サイコロなどダメージを換算できるもの
③コイン・やけど&どくマーカー
【ないと困るもの】
①ボールペン
対戦結果を提出するシートに結果と書名を行うために。忘れがちです。
②プレイマット
私の経験上、大体のお店は机むき出しの場合が多いのでベンチやバトル場にいるポケモンがつるつる滑ります。くっそ鬱陶しいぞ。
・なにもわかっていなかった
ポケカというのは相手のポケモンを気絶させてサイドを先に6枚取ったほうが勝ち。
当日の大会で初戦を迎えるまではデッキもきちんと回るし、優勝ワンチャン!?なんて激甘な思考をしていました。
対面の方に初心者であることをきちんと伝え、お手柔らかにお願いします。といって意気揚々といざ対戦。
私の後攻スタートで2ターン目を終了したとき、ふと時計を確認すると
すでに10分が経っていたのです。
ええええ!?対戦終わらないでしょこれ!無理無理。
結果として両者残りサイド2枚で引き分け。(ちなみにポケカでは時間切れ引き分けは両者敗北として扱われます。)
私のジムバトルデビューは灰色に終わりました。
このように実際対戦してみるとご理解いただけます。
25分はありえないぐらいの速さで意識の外を駆けているのです。
ジムバトルや大型大会の予選も制限時間は同様です。
つまるところ、25分以内でよりサイドを6枚取って勝ち抜けるデッキを作る、もしくは選ぶ必要があったことを思い知らされました。
はっきり言って競技プレイとしてのこの要求に、飛び込みの新人が何もわからずについていくのは無謀です。
・ルールを味方につけよう!
カジュアルな大会とは銘打たれていても、見知らぬ人と対戦することはとても緊張します。ましてや知ってる人なんてどこにも居ない状況です。
めちゃくちゃ緊張します。
対戦相手が経験者とも言えど、ミスをすることもあります。
私が今回のジムバトルで3回目に対戦した方は、6ターン目に種類の違うスタジアムを手札から3回プレイしました。
そして次のターンには、なにか呟いた後に手札から発動宣言をしたハイパーボールを手札に戻していきました。
おや???と思われた方、そうです。明らかなルール違反です。
私はカジュアルな場ではあまり神経質に指摘やジャッジを挟みたくない、巻き戻し(ターン中のカードの処理や宣言を待ったをかけて取り消す行為)に対して許容するようにするのが信条だったので何も言いませんでしたが(突然すぎてびびって何もいえなかっただけです。)
先日のWCSにおいて決勝戦でとーしん選手がペナルティを受けたことがかなり話題になりました。(個人的にはかなり理不尽な裁定だったように思います。)
競技プレイという場面において、TCGは僅かなヒューマンエラーですら不正行為という判定を下されたりペナルティを与えられることは決して少なくない、ということを意識しなけければならないこともあるわけです。
対戦相手の方の名誉を傷つけたり、晒し上げることに使うのではなく
自分を不正や理不尽な裁定から守るため、きちんと覚えておくべきだとお考えください。
※大げさにこんな格好つけたようなこと書いてますが私は今回10回くらいジャッジキルくらってもおかしくないくらい巻き戻ししたり、手札落としたりしてます。
愛嬌ってやつですよ、ハハッ
・顔馴染みができる
今回ジムバトルに参加してみて一番のメリットでした。
たまたま同じタイプのデッキを使っている人がいたため、また今度対戦・調整をしよう
と仲良くなることができました。
相手の本名や立場は知らずとも仲良くなること、結構あります。
他にも話すことはなくとも何回か顔を合わせたり、他店舗の大会でばったり会うとか
話すきっかけができたりします。
やはり相手があってこその対戦ゲームです。人脈を広げることや大会でなくても対戦してくれる人間は自身のレベルをあげるために必要です。
TCGの唯一お金で解決できない部分で強くなるためには一番の要素だと私は考えています。
・終わりに
昨今の盛り上がりを肌に受けて大型大会で結果を残したい!と思うのならば、まずは足元からいきましょう。
私は顔合わせと雰囲気になれることを目的で、ジムバトルに初参加しました。
こんな情けない失敗でも共有できれば。
ちなみに大会の結果は勝敗0勝4敗 9人中9位の最下位でした。
OMP71%とあの結果表は一生忘れないわ。
以上。